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連休は家に引きこもる可能性も捨てきれない

2013年 05月03日 00:19 (金)

Luxrenderレンダリング
 三児のCGトリックアートのsannziさんから頂いたスープカップをレンダリングしてみました。
 今回はただのテストレンダリングですが、次はシーンに組み込んで使いたいと思います。
 連休後半は思ったより休めそうなのでどこか行く可能性もありますが、パソコンに向かったり溜まったビデオを見たりグダグダしたりして引きこもり生活を送る可能性もあります。
 後者の可能性が高い気がする。



 以下はこのシーンの設定と、Blender2.49bでZデプス(深度)画像を作って被写界深度(DOF)をLuxrender画像に後から追加する方法の解説です。
 興味ある方だけどうぞ……
 ちなみにBlender2.6xは一応使える状態にしていますがやっぱりどうしても残念ながら未だに操作になじめません。
 頭が固い。
さぎょうちゅうのがめん
 このシーンのBlender2.49bでの作業画面。
 非常にシンプルです。

メッシュライト2灯
 光源はメッシュライト(立方体)2灯とIBL(HDR画像)を使用。
 IBLというのは簡単に言えば画像を光源とする照明です。

Luxrenderのマテリアル設定
 Luxrenderマテリアルの設定。
 とはいえほとんど初期状態のままで、テカリだけ追加しました(赤線で囲んだ部分)。
 IORというのは反射率のことで、下の数字を大きくするほど反射率が高くなります。

 湯気は後から書き足しました。




以前作ったBlank Boiの画像
 以前作ったLuxrenderレンダリングの画像。
 コレに今から被写界深度を追加します。

 注:
 当方の環境では日本語化してあります。

Blank boiさぎょうがめん
 Blender2.49bでの作業画面。
 
これよりノードエディタに移る
 左下のボタンをクリックしてノードエディタを選択。

赤→緑の順にクリック!
 この写真では既に完成形ノードが表示されていますが、実際にはノードエディタに入った時点では何も表示されていません。
 この写真の赤→緑の順にクリックすると
別解説1ノードエディター
 別のサンプルシーンですが、こんな2つのノードが出てきます。

別解説2ノードエディター
 まずこれらのノードを繋ぐ線を切ります。
 線上でドラッグすると切れます。

マップ値
 元のシーンに戻りますが、『Add』→『ベクトル』→『マップ値』でMAP Valueというノードが現れます。
 赤で囲んでるようにRender LayersのZから線を引いて繋げます。

グラディエーションってグラデュエーションみたい
 次に『Add』→『変換』→『グラディエーション』を選ぶとColorRampというノードが出現します。
 これを図のように黄色で囲んだCompsiteノードののImageに繋げます。

 後はColorRampのグラデーションとMAP Valueの操作でZデプスを調整します。
 色が濃いほど近く、薄いほど遠くにあると認識されます。
 手前を薄く、中央を濃くしたい場合はColorRampのAddでグラデーションポイントを追加し濃い部分を中にすればOK。
 あまり薄い色だと非常に遠くに認識されるので『濃灰色~黒~濃いめの灰色』くらいでいいと思いますがそこはシーンによって調整。

 MAP Valueの水色で囲んだ部分の数字を変えるとZデプスの位置を調整できます。

コンポジット出力
 『コンポジット出力』をオンにしてレンダリングすると白黒のZデプス画像がレンダリングされます。

ゼーッ!
 こんな画像。

被写界深度だゼーッ
 あとはGIMPのフォーカスブラーなりPhotoshopのぼかし(レンズ)なりで被写界深度を再現すればおしまい。
 この画像はサンプルなので強めに設定しました。



 Luxrenderにも被写界深度レンダリングの機能はありますが、なにせ時間がかかりすぎます。
 この方法のメリットは時間を節約できることと調整次第でZデプスを自由に設定できることです。



 とまあ、長々と書いてみましたが、はたして何人こんな情報を必要としている人がいるのだろうか……
 でも日本語チュートリアルが少しでも増えるのはいいことだと思うので、今後も書けることがあれば書くほうがいいかな、と思っています。
 間違いもあるかもしれませんが。
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Re:連休は家に引きこもる可能性も捨てきれない

2013年05月03日 23:51

カップスープご使用ありがとうございます(^^
質感が綺麗だと思ったらやっぱり反射率を設定してあるのですね。
シンプルな画面だけど、カップがほんのりと輝いて見えて美しいです。

それにしてもBlenderのLuxrenderというのは美しいですね。
レンダ画面だけ見ると高価なレンダラーソフトを使ったように見えますね。
ネットでも参考になりそうなページを見つけましたが、私だと高価な参考書を手に入れないと使うのは無理みたいです。
それでも自信が持てないけれども(^_^;)

Re:連休は家に引きこもる可能性も捨てきれない

2013年05月04日 22:21

>>sannzi u2lyCPR2さん

初めて使ってみました!
まずDAZ Studio4.5で呼び出してobj形式でエクスポートしてBlender2.49bに読み込んでいます。
Poserではマテリアルを適用できましたがDSでは適用できませんでした。
DSではmt5ファイルが認識できない?

質感ですが、設定したのは反射率のみで、あとは読み込んだ状態そのままです。
少しテカらせたほうがそれっぽくなりそうだったので。


Luxrenderを使い始めたころはさっぱり設定方法がわからず、なんとか情報を集めて試行錯誤を繰り返し、一応絵が作れるようになりました。
フリーでこれだけの画質が得られるのは嬉しいですが、専門書は出てないのでいまだによくわからない部分も多いです。
もっと英語ができればフォーラムも参考になるんですけどね……
まあ、いろいろ試していこうと思います。
使った際にはなるべく設定の説明も書いたほうがいいのかなぁ、とは思っています。

Re:連休は家に引きこもる可能性も捨てきれない

2013年05月05日 00:00

話題が出たので書いておきますと・・・
DSではmt5は使えません。
DSでも使えるようにするには、マットポーズファイル(pz2)で作らねばならないそうです。
所がマットポーズファイルはPoserではキャラクターには適用できるけど、このカップのような小道具には適用できません。
という訳で、モミモミみたなフィギュアだとDS互換(あくまである程度)のマットポーズファイルが作れるけど、今回のような小道具だとDSとの互換ができないというジレンマがあります。
DSを覚えればできると思うのですが、私には能力、労力共に高すぎてそこまで出来ません(^_^;)
フリーでも互換性のあるアイテムを発表されている方がいますが、私等から見ると、もうあれはプロの仕事です。

Re:連休は家に引きこもる可能性も捨てきれない

2013年05月05日 12:31

>>sannzi u2lyCPR2さん

やっぱりDSではmt5は適用できませんか。
ライブラリに表示されないので認識できないのでしょうね。
DSで呼び出した理由はテクスチャ付きでobjエクスポートしやすいのが理由です。
ソフトが違うと互換性問題がどうしても出てきますね。
Vueならそのまま読み込めると思うので試してみます。

フリーでアイテムを発表されてる方ってすごいと思います。
僕はなかなかモデリングが身に付きません。
幾何学的なオブジェはまだ作りやすいのですが、日用品や服、ましてやフィギュアは難しいです。

Re:連休は家に引きこもる可能性も捨てきれない

2013年05月05日 19:45

今回のチュートリアルの内容については
残念ながら、Fancy Pool にはさっぱりですが
こういう情報を必要としてる人にとっては
とても貴重な日本語のチュートリアルだと思います。
もしかしたら未経験者の方にも
興味をもってもらえるきっかけに
なるかも知れませんしね。

Re:連休は家に引きこもる可能性も捨てきれない

2013年05月05日 22:21

>>Fancy Pool nLnvUwLcさん

かなり対象が限定されるチュートリアルですが、そう言っていただけると嬉しいです。

英語のフォーラムには役立つ情報がたくさんあるのだと思いますが、
独特な用語や表現は訳すのにに苦労するので少しでも日本語のチュートリアルが増えればいいと思います。